ツアーの前日に確認しておくと良いこと
ダイビングが近づいてくるとドキドキソワソワしてきますね。
でも、いざダイビングをするときになって「あれ?自分のウェイトはいくつにすれば良いのかな?」と思ったり、
忘れ物をしてしまったことに気づいたり。
出来れば前日に、器材はもちろん、頭の中もしっかり準備をしておいた方が良いです。
前日に確認しておいた方が良いもの
器材のチェックリストはこのページの後半に掲載しています。ここでは、それ以外に考えておいた方が良い事などをご紹介しています。
ダイビングの知識の確認
器材のセッティングの仕方やダイビング中の注意点などを復習しておきましょう。オープンウォーターダイバーマニュアルやDVDなどが有効です。
忘れがちですが、プレダイブセイフティチェックも忘れずに復習しておきましょう。プレダイブセイフティチェックのやり方はこちらに詳しくのっています。
ログブックを確認
ログブックを忘れてしまうと、皆でログ付けするときの楽しさが半減してしまします。ログブックは忘れずに持ちましょうね。ここではそのログブックを持っていくというだけでなく、確認しておいた方が良い点を3点紹介しておきます。
スーツの種類
スーツがドライスーツなのかウェットスーツなのかでダイビングに影響します。しばらくドライスーツを使っていなかった場合には、ドライスーツの使い方を思い出しておくようにしましょう。
水温とインナーなどの装備
翌日のダイビングで想定される水温と、過去にダイビングをしたときの同じ位の水温の時のログブックを見返してみましょう。あまり何も書いていない方も多いかもしれませんが、こんな時のために詳しく書いておくと役立ちます。その時寒く感じたのか、快適に感じたのかを書いておくと良いですね。(ログブックに書いておいた方が良いことはこちらで詳しく紹介しています)
フードが有るか無いか、ウェットスーツならフードベストを着たか着なかったかでも寒さの感じ方はかなり違ってきます。
使用したウェイトの重さ
明日のダイビングに備えて、あらかじめ自分のウェイト量を考えておきましょう。自分のウェイト量を把握するのはとても難しいのですが、これが出来てこそ自立したダイバーです。
翌日のダイビングで必要なウェイトを計算するには、そのダイビングでの装備などによって違ってきます。ここではチェック項目だけ挙げておきます。また、その横の±は、その項目によって変わるおおよそのウェイト量です。
- シリンダー(タンク)の種類 ±2キロ~3キロ
- フードをか被るか被らないか ±1キロ
- ウェットスーツでフードベストを使うか使わないか ±1キロ~2キロ(フードベストの厚さによって変わります)
- ドライスーツのインナーが薄手か厚手か ±1キロ~2キロ(ただしシェルドライの場合はこれ以上)
- アンクルウェイトを使用するかしないか ±1キロ
- スーツが古いスーツか新しいスーツか ±1キロ~2キロ
シリンダーについては、現地に行ってみないとわからない場合も有りますが、伊豆の場合はスチールを前提に考えておき、アルミだった場合にはそれに2~3キロプラスになります。
その他にも、BCDやレギュレータによっても浮力や重さに違いが有ったりします。
これらの項目を、前回ドライスーツを使った時の項目と比較して(ログブックで確認する)ウェイト量を見積もります。
下記も参考にしてみてください
また、ダイビング当日にウェイトを準備する際に、不慣れな方は必ずインストラクターにも確認しておきましょう。自分の見立てとインストラクターの見立てを確認し、大きく違うようならその理由を必ず自分で把握して解決しておきましょう。
カメラやライトなどの充電や稼働確認
カメラやライトなどが充電されてなくて使えなかったというのも時々あります。ずっと前に充電した機器は、時間の経過とともに放電していくものも有りますので、なるべく前日や前々日くらいに充電をしておきましょう。
カメラはSDカードが入っているかどうかや、空きが充分にあるかどうかも確認しましょう。